石室聖心大聖堂:花崗岩でできた東洋のノートルダム
予約不要 · 無料 · 月曜休み
広州の旅程ノートは、初日の朝をここから始めます。9時ちょうど。理由は写真好きなら知っています。バラ窓を通した朝の光が、花崗岩の床に色となって広がるのです。石室聖心大聖堂(地元では「石室」と呼びます)は完成までに25年(1863〜1888年)かかり、壁から二本の尖塔まで、すべてを花崗岩で築いた、地球上でもごくわずかなゴシック大聖堂のひとつです。
ノートがつけた呼び名は、いちばんよく知られたものです。「東洋のノートルダム」。中国の商店街に立つフランス・ゴシック。ステンドグラスはフランスから船で運ばれ、探せば石工の刻んだ印がいまも見つかります。
基本情報
| 見どころ | 全体を花崗岩で築いたフランス・ゴシックの大聖堂。1888年完成、いまも現役のカトリック教会です |
|---|---|
| 場所 | 越秀区一德路56号 |
| 地下鉄 | 海珠広場駅(2・6号線)から徒歩約10分 |
| 料金 | 無料 |
| 時間 | 火〜金8:30〜11:30・14:30〜17:30、土日8:30〜17:00、月曜は見学不可 |
| 予約 | 不要。服装は控えめに、堂内は静かに。ミサが優先されます |
地元の人に愛される理由
ノートは具体的です。晴れた日の午前中に来ること。東向きのガラスは正午前に力を発揮し、写真では灰色に写る花崗岩が、色の差すところで温かみを帯びます。堂内は20分もいれば十分。この建物が求めるのは、時間よりも静けさです。
そのあとは地元の人にならって、街と建築をけんかさせましょう。外の一德路は、街じゅうの海産乾物とおもちゃの卸売り通り。台車と掛け声であふれています。聖なるものと俗なるものが、歩道ひとつ隔てて隣り合う。これが広州を一文で言い表しています。
KORAだけが教えること
- 月曜は見学できません。この通りでいちばん多い、無駄足の原因がこれです。日曜のミサは誰でも参加でき、聖歌隊は予定を合わせる価値があります。
- 正面を撮るなら広場のいちばん左の角から(扉に向かって左手)。そこからなら、二本の尖塔がヤシの木の上に抜けます。
- 一德路の卸売店は、本気で頼まないかぎり小売価格になりません。気になったものは何でも、写真をKORAに送ってくれれば、いくらが妥当か教えます。
周辺
旅程ノートはこのあと西へ、陳氏書院と沙面島をまわり、夕暮れに広州タワーへ上って一日を締めくくります。ランキング形式の完全リストは広州ローカルマップへ。