To Summer(観夏)閑庭:スペイン式の洋館に構える、中国の香りの家
予約不要 · 無料
どの国の香水文化にも、その土地で育ち、外の世界があとから見つけるハウスがあります。中国の答えがTo Summer(観夏)。2018年創業、キンモクセイ、松、茶、雪といった東洋の植物や情景を軸に香りを組み立てるブランドです。最初の旗艦店閑庭(「静かな中庭」の意味)が構えるのは、武康路にほど近いプラタナスの静かな一角に立つ、1930年代のスペイン・コロニアル・リバイバル様式の洋館。「古きは古きのままに直す」という考え方で、200日以上かけて修復されました。中国でもっとも美しいリテール空間のひとつと呼ばれることも多く、そして誰でも無料で入れます。
基本情報
| 見どころ | 観夏閑庭(To Summer Xianting)。中国を代表するプレミアムフレグランスハウスの旗艦店 |
|---|---|
| 場所 | 徐汇区湖南路111号 |
| 地下鉄 | 上海図書館駅(10号線)3番出口から徒歩約5〜8分 |
| 営業時間 | 曜日によりおおむね10:00/11:00〜20:00/21:00。時期によって変わってきたので、わざわざ出かける日は当日の時間をKORAに確認を |
| 料金 | 入店無料。香水はおおよそ498〜998元(人民元) |
| 予約 | 平常時は予約不要。新作発売の週末には、予約制に戻ることがあります |
扉の向こうで起きること
迎えてくれるのはTo Summerの看板の儀式、香りをまとったハンドウォッシュ(無料)。希望すれば、そのままスタッフの案内で香りをめぐれます。1階では、額縁のように切り取られた庭の景色が連なるなかに、ホームフレグランス、香水、ボディケアの全ラインが並びます。窓を絵に変える中国庭園の古典的な手法、「框景」です。
2階はブランドの「リビング、茶室、書斎」。月替わりでテーマが入れ替わるライフスタイルギャラリーのフロアで、宋代の点茶から製本まで、さまざまなクラフトのワークショップが開かれてきました。最初に試したい香りは昆仑煮雪(Kunlun Snow)か、看板のキンモクセイ(桂)のライン。棚の上でいちばん「この物語はここでしか買えない」と思わせてくれる存在です。
ラグジュアリーの旅程に入れたい理由
閑庭が加わることで、武康路のブランドハウスの三角形が完成します。Maison LongchampもLemaireも、徒歩5分圏内。フランスのメゾンたちが上海の洋館にパリを持ち込んだのに対し、To Summerは、中国のラグジュアリーハウスが自分の流儀で立つとどうなるかを見せてくれます。同じ歴史的建築、まったく別の香りの語彙。3軒すべてを歩けば、この対話を最初から最後まで聞いたことになります。
KORAにできること
ここで動くものは2つあります。まず営業時間。季節によって変わってきたので、夕方に行くなら当日の確認をおすすめします。もうひとつは2階のプログラム。ワークショップとギャラリーのテーマは入れ替わり、席数は限られ、申し込み窓口が中国語のアプリの中だけということもあります。出かける前にKORAへ。今日の営業時間、2階でいま何をやっているか、ワークショップに申し込みが必要か。中国のアプリの中に閉じている場合は、申し込みもKORAが代行します。香りをギフトに選ぶなら、どの香りが旅の持ち運びに強いか、免税のルールがどうなっているかも教えてくれます。
よくある質問
予約は必要ですか?
普段は不要です。大きな新作発表や一部の週末には、予約制になったことがあります。KORAへの30秒の確認で、無駄足を防げます。
座れる場所はありますか?
開放されていれば、2階の茶室の一角に。とはいえ基本は、見て、香りを試して回る訪問です。所要30〜45分。
スタッフは英語が通じますか?
香りの案内には十分です。そもそもあの儀式は、ほとんど言葉がいりません。ラベルで迷ったら、写真をKORAに送ってください。
まず何を試すべきですか?
昆仑煮雪とキンモクセイのラインがハウスの顔。茶系の香りは通好みの選択です。ふだん使っている香水を伝えれば、KORAが近い一本を選んでくれます。
上海で予約が必要な展覧会、予約してもらえる?
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