KORAガイド · 博物館 · 2026年9月更新
故宮博物院:紫禁城に入るには(と、いま観られるもの)
紫禁城は売り込む必要のない場所です。明清六百年の権力、地上最大の宮殿群、そして北京の旧市街がその軸線に沿って並んでいる——説明が要るのはむしろ入り方のほう。中国でいちばん予約の難しい名所だからです。窓口販売なし、代行の裏道なし、入口はひとつだけ。
仕組みはこうです。チケットは公式の「故宮博物院」WeChat ミニプログラムでちょうど7日前の北京時間20時に放出され、混雑日は数分で消えます。外国人にとっての朗報は、このミニプログラムが実名予約にパスポートを使えること。1冊につき1枚、入場時に原本を確認されます。入場料は繁忙期(4〜10月)¥60、閑散期 ¥40。月曜休館。
いま開催中(2026年9月時点)
この秋の目玉は文華殿の「典則 — 唐宋書画展」、2026年9月1日〜11月1日。借用作を含む107件を二期に分けて展示し、唐・五代は9月27日まで、北宋・南宋は9月30日から。目玉は顧愷之《洛神賦図》の宋摹本と展子虔《遊春図》——一世代に一度しか表に出ない繊細さの絵です。観覧無料ですが、宮殿のチケットとは別に時間指定の予約をミニプログラムで取る必要があります。
いつ行っても足す価値があるのは珍宝館と鐘表館、各 ¥10。片方は皇室の金と玉、もう片方は清の皇帝たちが集めた、ばかばかしいほど見事な機械時計です。
一日の組み立て方
- 南(午門)から入り、北へ抜ける — 順路は事実上一方通行。中軸線をたどる定番コースで最低3〜4時間。
- 8:30の回を押さえる。団体が固まる前に三大殿を歩ききれます。
- そのあと景山公園に登る(北口、¥2)。金色の屋根が連なる、あの絵はがきの眺めがここにあります。
予約という壁
ミニプログラムは中国語のみ、20時の放出は指の速さ勝負、そして展覧会の予約はもう一度同じ競争をやり直すということ。KORA はまさにここで役に立ちます。日程とパスポート情報をもらえれば、放出の瞬間はこちらで走ります——宮殿のチケット、書画展、珍宝館まで、あなたが起きる前に時間指定で確保しておきます。
この日程で故宮のチケット取って。唐宋の書画展もお願い。
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