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KORAガイド · 博物館 · 2026年9月更新

南京博物院:地下に1930年代の街並みを抱えた、静かな巨人

中国の博物館関係者に国内三強を挙げてもらうと、顔ぶれはいつも同じです。故宮、上海博物館、そして南京博物院——外国人旅行者だけが取りこぼし続けている一館です。1933年に中華民国の国立博物館として創設され、首都が移ったあとも一国の首都ぶんの宝を抱えたまま残りました。所蔵は40万点超、六つのテーマ別展示館に分けて公開されています。

ここへ足を運ぶ理由は、三点だけでも十分です。西漢の金獣——重さ9キロ、中国で出土した金製品として最重。銀縷玉衣——漢代の権力者が来世のために着込んだ鎧。そして大報恩寺塔の瑠璃門——明代の人々が世界の驚異と呼んだ塔から救い出された、釉薬煉瓦のアーチです。


地下のタイムマシン

この博物館でいちばん熱心なファンがついているのは民国館です。1930年代の南京の街並みを地下に原寸大で再現したもので、薬局、郵便局、茶館、理髪店、ガス灯の下の人力車まで揃っています。展示半分、映画セット半分(実際に手紙を投函できます)。南京が中国の首都だったあの十年を呼び起こすものとして、おそらく世界のどこよりもよくできています。急がずに時間を取ってください。日が傾いてからがいちばん雰囲気が出ます。

いま開催中(2026年9月時点):午年にちなんだ天馬の意匠を中国美術全体からたどる特集、単独展示されている乾隆の回転瓶(2027年2月まで)、明代の世界地図『坤輿万国全図』のVR没入展示(10月11日まで)、さらに彫漆と明清肖像画の展示。

実務

予約はこちらで

KORA が引っかかりをなくします。予約を入れ、パスポート窓口の手順を事前に説明し、六つの館をまわる半日のルートを——民国館の街が最後に来るように——組み立てます。締めくくりの一場面として、それが正しい順番です。

南京博物院を予約して。民国館を中心に半日のプランを組んで。

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