KORAガイド · 博物館 · 2026年9月更新
中国国家博物館:一棟に収まった一つの文明
天安門広場の東側に、中国が自らの証拠を収めている建物があります。中国国家博物館——来館者数で世界一を続ける博物館です。地下の「古代中国」展示は北京原人から清朝の宮廷までを二千点の文物でたどります。なかでも 後母戊鼎 は三千年前の青銅の鼎で重さ 800 キロ超、出土した古代青銅器としては世界最重。優美な 四羊方尊 も同じ階にあります。
入場は無料、ただし実名予約が必要です。チケットは7日前の17時に放出されます。そして意外と知られていないのが、パスポートをそのまま受け付ける公式の英語予約サイトがあること。月曜休館。
いま開催中(2026年9月時点)
この秋の企画展フロアは珍しく国際色が濃くなっています。
- ポンペイ展 — 探検と発掘 10月11日まで。
- ブラジルの魂:ポルチナーリ ブラジル近代美術の巨匠、10月11日まで。
- 李静訓とその時代 宝飾に埋もれて葬られた隋の九歳の皇女の墓。10月8日まで、小さく、忘れがたい展示です。
- 蒲松齢と『聊斎志異』 中国の怪異譚の古典。10月11日まで。
- 「漢字の世界」、そして9月4日に開幕した宋から清までの書画大展。
会期末が10月8〜11日に固まっている点に注意してください。気になるものがあるなら10月半ばより前に。
きちんと回るために
- 最低でも半日。「古代中国」だけで、早足で二時間かかります。
- 保安検査は空港並み(なにしろ天安門広場です)。パスポート持参、荷物は軽く、並ぶ時間も見込んでおいてください。
- 広場をはさんだ故宮との同日ハシゴは、よほど脚に自信がある場合だけ。どちらも一日かける価値があります。
いちばん楽な入り方
17時の放出、時間枠の仕組み、中国語前提の画面——ここで足を取られる人がまだ多く、人気の週末はすぐ埋まります。KORA がパスポート情報で予約を取り、その日の動きに合う入場枠を選び、限られた北京の時間を使う価値が本当にあるのはどの展示か、正直にお伝えします。
国家博物館を予約して。今やってる展示のうち半日で回れるのはどれ?
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